Resonance

快復への道のり

高松に行った話

5ヶ月ぶりに会った友人に、離職して離婚したことを告げた。

わりと狼狽されて心配されて、いろんな働き方について口にしてくれた。どうにも気を遣わせてしまったな。

美味しいコーヒーを出してくれた店主が背後で聞き耳を立てていやしないか、そわそわした。

新天地ではうまくやっているそうだ。おめでとう。

 

男木島では私設の図書館でマチネの終わりにを読み始め、肘掛け椅子にずっしり身を委ねていた。

集落の一番高いところにある豊玉姫宮に登り、瀬戸内の島々を眺め、不思議なくらい落ちた体力と、港へ降りる急な階段道でわらってしまう膝。

あの図書館の親密な静けさは、得難い。

 

話したあとはAirbnbの宿に戻ってぐったり眠った。朝5時に起きるつもりのアラームもやり過ごして、9時までぐだぐだと。

 

それから瀬戸大橋線を渡り、京都まで鈍行で行き、東京駅までのぞみで帰ってきた。

指定席は見知らぬ客に占拠されていたので車掌を呼び止めて席を振り替えてもらい、ひたすらに、マチネの終わりに、を読んでいた。

 

ただいま。

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