Resonance

快復への道のり

「あなたに続く森」

ガラス彫刻作家、青木美歌さんの展示。

 

皇居を一周回るという、なかなか晴れ晴れとしたプログラムを終えてから、銀座一丁目

 

白基調の空間に添えられるような展示。

粘菌や藍藻類をモチーフとした不定形な、どろりと蠢きそうな、静かな。

 

制作の様子が、奥まったスクリーンにモノクロで流されていたのだけれど、真摯な瞳が、ガラスを溶かすバーナーの焔に向けられているのが、濃いサングラス越しにも伝わる。

 

会場のほんの隅に、ぽつんと佇まれていた物静かな女性が、青木さんだった。

 

何度も聞かされてはいるのだろうけれど、素敵ですね、というお話しをさせてもらって、ロンドンに留学されていたので、僕が以前に眺めに行った個展は2010年以前だと聞いた。

 

そうだね。それだけの時が流れたんだね。

と、六本木から広尾に下る坂道を思い返した。