Resonance

快復への道のり

Generated X

小山泰介の展示、タイトルはGenerated Xだった。

 

写真は過去のものしか撮れないから、Generativeでもなく、Generationでもなく、Generatedなのだ、と。

 

これまで、写真作品は照明や保護パネルの加減で、展示環境の映り込みがあったりするのが観るときの大きな障壁に感じられていたのだけれど、彼はそれに自覚的で、今作はプリントしたことによって反射が起こるからこそ、鑑賞者は身体を動かさなければならないし、動かして観て欲しいと思って、そのような展示にしているのだ、という話をされていた。

 

発酵だったり、Post-Truthだったり、クリアなものとダーティーなものの差異だったり、実に様々な切り口で語られた90分だった。

 

データそのものに近付こうとすると、撮影という作業がより身体性を伴うようになる、というところ、良かった。

伝わらない表現で申し訳ないけれど、彼の作品制作方法は、撮る、という行為から、データを取り込む、という行為に移行していっているのだ。

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