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Resonance

快復への道のり

技術優位

タイトルは適当です。

 

最近訪れた展示

東京大学工学部制作展「FAKE FUTURE」@東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 (東大前駅)

土屋仁応個展 「命の木」@MEGUMI OGITA GALLERY (東銀座駅)

NSK100周年記念展覧会「MOTION OF SENSE」@Spiral Garden (表参道駅)

 

FAKE FUTUREは、「ありえない未来」をテーマに、学生たちが触れている先端技術をアート作品に落とし込んで提示するというコンセプトのもとに集った展示。

たとえば、クマムシの体と駆動機構3Dプリンタで一体成型して、スイッチひとつで前進後退歩行する作品。

たとえば、傘をディスプレイにして、雨粒やカエルが降ってきて、音と、傘を握る手への振動が同期する作品。

 

MOTION OF SENSEは、ベアリングメーカーのNSKが創業100周年を記念して6組のアーティストを招いた展示。

たとえば、モーションセンサーで、長さ1m程の棒の両端のマーカーを認識して、棒の傾きや上下動と連動した波を何本ものワイヤーが追随する作品。

たとえば、天井から吊られたワイヤーに色鮮やかな花びらを模したものが、天井から床面まで等間隔で花開いていて、時折サーキュレーターで送られる風によってクルクルと回り出す作品。

 

これら2つの展示は、技術をどうアートに持ち込むか、という方向性でつくられている。

だから僕は、そこに盛り込まれている技術はどんなものだろうか、と、思ってみたり、スタッフに訊いてみたりしたのだ。

 

一方で、命の木。

木彫で木肌の質感と木目の模様が感じられるよう、ごくごく薄く彩色された、神獣や、想像上の動物たち。会場は、木の香りで満ちていた。

 

随分長いこと眺めていて、作家さんともお話しすることができたのだけれど、「口の中ってどうやって彫ったんですか?」と訊いてみたりなど。

着眼点が技術に寄ってしまっているのかもしれないな。

 

考えることよりも、感じることが、鑑賞する、ということなのかもしれない、と思うこの頃。

 

 

 

 

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