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Resonance

快復への道のり

おのぼりさん

きょうはあちこちへ。

 

秋晴れ、さわやか。

朝は愛すべきモーニングトーストを齧りながら、新聞を繰って、Carl Coxのライブ音源をストリーム。

 

ささっと切り上げて通院。ゆったり待合室。ここの空気はなんとも穏やか。

 

このところのフィジカルとメンタルの緩み具合とかを、なんとか出来たらいいね、なんて話で、まとまる。認知行動療法の開始にも了解取れた。

 

午後のカウンセリングまでは、また、ひと月前に訪れた、元アトリエのカフェへ。

かぼちゃやさつまいものホクホクした甘さ、子供の頃はどうにも甘ったるくてご飯に合わないよ、なんて思っていたんだけど、美味しくいただけるようになったものだ。

静かな時間。大きな窓の外には、鎮守の杜の葉裏を透かした光が眺められる。

テーブルの上を刻々としずしずと進んでいく光と影を眺めていた。

 

ご主人とちょっとだけ話し込んで、ぶらぶらと知らない道を、地形と陽の角度から想像して、歩いて待合室に戻った。

 

診察も、カウンセリングを含んだお会計も済んでいるので、戻りましたと告げてゆったりくつろぐ。

カウンター越しに、それぞれの育った街の小中学校について、地域差がありますよねぇ、なんて話をして、安らいだ。

 

カウンセリングでは、一貫して今の僕の気質や行動パターンを成り立たせるに至った背景になるエピソードを掘り起こしているのだけれど、弟の生まれる前後の、たぶんあまり目の当たりには出来なかった家族のできごとと自分の振る舞いが、いまの自分にほぼそのまま当てはまるような気が、したのだ。

 

そして、西麻布のSNOW contemporaryを目指して六本木駅からてくてく。

昭和感漂わせる雑居ビルに新たに生まれたホワイトキューブともいえるギャラリーで、陶器製だと知らなければ、たくさんの材質のミクスチャだとしか思えないような、不思議な質感と色合いの混交した作品を眺めた。

展示最終日とあって、若い作家さんも在廊されていたけれど、親類の方や旧知のアーティストが次々と顔を覗かせて、ひとつひとつの質問に丁寧に答えられていた。

僕はただただそのやりとりに耳をすませながら、作品の質感や皮膜のようなたわんだ造形に見入っていた。

 

ちぃばすという、おそらく港区主体で運行されているコミュニティバスで、表参道交差点や豊川稲荷東京別院を経由しつつ赤坂見附まで出ることが出来て、長い長い地下道を歩いて、帰路についた。

 

そんな感じの、これでも行く箇所はかなり削ぎ落とした、おのぼりさん。

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