Resonance

快復への道のり

迷い歩き

昨日は、午前の診察と、午後のカウンセリング。

 

4時間くらい空いてしまったので、どうしよっかな、と思いつつ、ぱらつく雨の中、奥澤神社を目指す。

単純な道な気がしていたのだけれど、よくわからなくなり、GoogleMapで確認しつつ到着。

鳥居が目に入った時に、これはいいところだ、と思った。

 

手水舎の佇まいがまず素敵。柄杓へのこだわりも感じる。

そして、神前で鳴らすのはがらんがらん鳴る鐘ではなく、巫女舞でしゃらしゃらと振られるような、たくさんの鈴のついたあの神具だった。

境内の奥に佇んでいた庚申塚も、非常に保存状態がよく、ご神木は雨に濡れて、神々しかった。これが、瑞気に満ちている、ということなのだろう。

 

さて御朱印を、と思って社務所に歩を進めると、魚の形に彫られた年季の入った板がぶら下がっていて、「御用の際は、こちらを叩ってください」と木槌が。たしかこれは、木魚の元祖の形だ。

コン、コンと、響き渡る音に出てきた御神職の方は、気難しそうで怖じ気づいてしまったのだけれど、「うちは書き置きの御朱印しかお授けしていませんので」と言いつつ、「その御朱印帳はちょっと小さいから、上下を2ミリくらい落として貼ってください。あと、墨で中央が縮んでいるので、あまりピンと貼らないように」と。とっつきにくても、きっと、優しい方なのだろう。

 

ほど近くで見つけた洋食店は、営業時間を迎えたばかりで、僕が今日初めての客のようだった。

カウンターに通されて、ランチにキノコリゾットとコーヒーを頼むと、奥さんが、古い天秤ばかりで豆を量り取って挽いて、目の前でネルドリップ。きっと、こだわりがあるのだろう。

ご主人がお店に戻ってくると、雨足は一気に強まり、道ゆく車に打ち付ける雨滴が跳ね上がるほどだった。

「このタイミングで入れて良かったです」

心底そう思った。

 

もう何冊目か分からないRollbahnに、いつもの空色インクで、そんな今日の出来事を書き付けている間にも、常連さんがやってきたり、家族連れやおばさまたちがやってきたり、賑やかになってきた。

まだこのお店で働き始めたばかりのような女の子は、物静かだけど落ち着いていて安心感を貰えるような。

ご主人と奥さん、バイトの女の子、みんなが丁寧な言葉遣いでオーダーを通していたのも、こころよかった。

 

ゆったりとお腹を満たして、すっかり明るくなった空の下へ歩き出す。

 

 

この続きは、後ほどまた書こうと思う。

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