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Resonance

快復への道のり

消息

長雨の、束の間の晴れ間。

 

インターネット空間に没入し始めたのは、高2の夏ごろだったか。当時はISDN回線で、懐かしきテレホーダイの時代。

それ以来ほとんど絶えることなくといっていいほど、ネット上での人付き合いを続けている。

 

一番最初はDragon Ashの公式サイトに設置されていたMurmurという、ホワイトボード上の好きな位置にアイコンと吹き出しでコメントが打てるというチャットルームに入り浸ってた。

コメントの位置が被ったりして、うわ、ごめん、みたいなやりとりも楽しかったし、同時ログイン50人という雑然とした空間で、ほぼDragon Ash関係ない雑談に終始してたな。

なぜだかよく切断されるチャットルームで、50人を超えてログインできないので、ログアウトしてしまってログイン待機になったりなかなか盛況だった。

それがきっかけで東京のオフ会にも単独で行ったし、新幹線の終電を気にして早抜けする時に、みんなで集合写真撮ろうよ〜!って言ってくれた女性がいた。結果として彼女とは東京と愛知の遠距離恋愛に発展して、大学で上京を選択するに至ったわけで。

こっぱずかしい、インターネット空間と現実空間の交錯。

そんな彼女も、今では一児の母らしい。

 

当時知り合った人は実にたくさんいたのだけど、現在の付き合いはないに等しい。かろうじて消息を知り得る人がいる、という程度で。

 

そんな希薄な付き合い方、わりと好きだったというか、性に合ってたんだろうなぁ。

遠距離恋愛も全く苦ではないにせよ、順応性は高かったし。

ただ、あまりにも携帯で深夜に長電話しすぎたり、受験期にもネットにどっぷりすぎて、見かねた親にプロバイダ契約を切られたりもしたんだけどね。

あの頃はとにかく遠距離恋愛に依存してたな。共依存に近いような状態。

思えば、自宅には届かないように局留めで文通してたりもしたな。

 

 

ああ、mixiTwitterの付き合いでの儚さについて語る気で書き始めたのに、案の定というべきか、上京にまつわる話になってしまった。

やはり、あれが一番の転機だったのだとは思う。

 

インターネットに出会わなかった分岐で生きている丹羽はどんな暮らしぶりをしてるだろうか。そんなことは別に夢想しないけどね。

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