Resonance

快復への道のり

この場

奇妙な落ち着きのなさ。

 

明日からは、秋雨前線が日本列島に寄り添って停滞する予報が続いている。

そんな日曜を前にした、晴れやかな土曜を、待合室で過ごしている。

 

ここはちょっと特殊な場所だ。

そして誰もが足を踏み入れられるわけでもないし、なるべくならお世話にならずに済むにこしたことはない。

 

もう3年近くお世話になっている。2駅隣に住んでいた頃から、引っ越して、ほぼ1時間かかる距離になってもなお。

 

とにかく、不思議な空間なのだ。

まったく落ち着きのない色彩の洪水のようで、ゆったりとした、乱雑で整った、調和と狂騒の空間。

 

あ、ここではなるべく正直に書こう、あまり修辞に偏らないようにしよう、とは思っているのだけれど、固有名詞を並べて特徴を抽出するのでは、またそれはそれで随分と偏った印象を与えるだろう。

 

穏やかなスタッフと、おそろしく奇抜で優しいドクターと、真摯な心理士さん。

 

そんな空間で、夏の終わりの陽射しを遮って、眠たさの中で。

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