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Resonance

快復への道のり

OKAZAKI LOOPS 京都探訪9/4分

この日は、自宅まで戻るのがミッション。

 

昨晩遅くの、人工知能と人間がDJするという2045や、Ray Kunimotoさん、evalaさんまでブースに上がったという京都メトロでのアフターパーティーは見送ってしまったけれど、今の僕には賢明だったと思う。

 

9時からしかスタッフが常駐していないというので、チェックアウトする旨を書き残して、まだまだ暑い道に出る。

初日から烏丸御池まわりで目に付いたお札の、御池八幡宮に手を合わせてから京都駅。

 

随分早くに自宅に帰りつけそうだったので、天気も素晴らしく良いし、足を延ばすかどうか迷っていた多賀大社へ赴くことにした。

 

彦根からの近江鉄道はのどかで、ただただ田園風景を眺めて。

 

巨大な鳥居から始まる門前街は決して古びれてはいないけれど、調和していてなんだろうこの感じは。

 

国産み神産みの神として伝わるイザナギイザナミが鎮座するお社。壮麗で静かな佇まいの拝殿に参拝し、御朱印を賜わり、御神籤を引いた。

 

信じたいことしか信じないけれど、近い将来を確かに指し示すような御神籤を結び、成就を願う。

 

 

境内入口では地元の人たちが、朝市だろうか、お店を並べていて、ホットコーヒーをいただいた。

ここまで足を運んだ話をすると、にこやかに、私も一人になれる時間が必要なひとりだよ、と言われ、ほっと一息。

 

そうこうするうちに数少ない彦根行きの電車の時刻が迫り、早足で参道を戻って駈け乗る。

 

行きよりは遥かに短く感じる車中で、東京でまだ消耗してるの?を読み終え、おととい言葉を交わしたばかりの友だちが書いてくれた文章を読み、今回の旅についてまとめ始めた。

 

帰宅できたのは19時。

晴明神社の御朱印帳を手渡した妻は、喜んで受け取ってくれ、今回の旅は今の僕にとって、そしてたぶんおそらく妻にとっても、必要な時間とプロセスだったのではないかと感じて、充足感と共に眠る。