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Resonance

快復への道のり

蜻蛉の夢

暖かな海の中で、ちっともエサをとれずに、細くまっすぐに伸びているはずの黒い口吻も折れて短くなって、死にそうな魚。 僕は、餌になりそうなジェルの詰まった透明なビニールパックをなぜか持っていて、弱ったその個体を捕まえて、残った口吻を射し込んでや…

5本脚と3つの光源

そんなものに目を向けながら、50分。 緩やかな金属表面が反射する光源は、少し眺める角度を変えても、正確に逆三角形を描いているようだった。 左手がやけに震える。

円相

映画「メッセージ」の公開初日に。 静かな7本脚の地球外からのお客さま。彼らは墨のように空中に円環状の文書を描く。その文法を取得することで、得られる世界観が変わる、というストーリー。 また出てきたよ、サピア=ウォーフの仮説。 認知論と決定論な話と…

ミキモト

じっくり休む時間が必要なんだ、という話を、カナダでのワーキングホリデーから戻ってきた元同僚と。 仕事を見つめ直す為に会社を辞めて、夫と共にカナダに滞在して戻ってきた彼女は、また同じ職種に戻ったそうだ。 夫から彼女には家の鍵を忘れたので早く戻…

井戸と洞窟

タイトルだけ付けて、思いを展開してみよう。頭をゆるっとさせるためにも。 井戸。地下水を汲み上げるために掘り抜かれた穴。昔であれば手掘りで、滑車につけた釣瓶を落としたりなどして汲むもの。 村上春樹がよく物語の中に登場させている。石を投げ込まれ…

消費する

消すことに費やす。 有限的な時間の中で、どれだけを何に振り向けるか。人間としての生活であったり、キャリアであったりは、そのような観点で眺めることができるだろう。 今の僕は、生産的な行動をゼロにして、消費活動だけが残っている。金銭的にも、時間…

Trials and Errors

試行錯誤。 自己認識としては、2009年に始まったサラリーマンとしての生活が、先月限りで終わった。 いまは何者でもなく、一個人である。 サラリーマンには向いてもいなかったし、求められるものを供することもできていなかったし、得られるものも相対的には…

眠る

眠っている間の自分は信頼できる。 夢を見た。 自分の生まれ育ち、どこがどうであればより良く在ったのだろう、という思考実験みたいなので、考えているのか、夢なのかよく分からなかった。 生まれた場所、親の収入の多寡、容姿、学力、芸術的素養、どれをど…

平面展開

ヒトの認知能力などたかが知れているから、グラフは2軸で描かれる。紙の上に描くことで表現してきたということも、2軸での表現を後押ししているだろう。 何軸あれば事足りるのかわからないし、計数可能なのかどうかもわからない。 だけれど、平面展開して表…

移動コスト

僕を阻むもの。 金銭、時間、体力、これら皆、コスト。 コスパを追求したいわけじゃないけど、アクセス可能性って移動コストに反比例するよね。 僕の足はあまりにも短い。

物量の暴力

東京近辺。 ダイナミクスはとても好きなのだけれど、食傷気味というべきか、追っかけ追っかけて疲弊している感。 未消化なまま、すぐ次のイベント、展示に目を向け、足を運ぶあたりとかは、ね。 このところは、観たいな、訪れたいな、思う展示の半分にもたど…

非基因改造

「遺伝子組み換えでない」 台北、台中の旅から帰ってきた。 2泊。 國家歌劇院に行けたので満足であった。伊東豊雄の手掛けた、有機的な、泡状の、空間。 台湾の良さを語るのは、ありきたりだけど、ユルさと親しみ、そして整ってるところじゃないだろうか。 …

戒む

戒名を生前にいただいていたという曾祖母が出棺されて、僕はまた東京駅に戻ってきた。 128人の血縁者、姻戚をつないだ曾祖母。 この正月に特養で顔を合わせた時に、十分予見出来ていたことではあったし、大往生ということもあって、悲しい式には、僕の中では…

ことわり。 曾祖母の通夜で実家に帰省している。 曹洞宗のお経は、書き下されていて、読経を聞きながらでも意味するところは伝わる。 逢った者が離れるのも理。 戒名の前に添えられた「新帰元」の号は、大地に還る、という輪廻を指しているそうだ。 生かされ…

logging

マストドン界隈、というものが急速に立ち上がって拡散していってるさまをみても、変化に加速度が付随しているのがわかる。 ログなんてなかったら、一年前のことどころか、一ヶ月前だってロクに思い出せやしない。 これが一週間前になり、一日前になるのだろ…

綴る

手書きする習慣を失いつつある。 ここを作ったから、というのもあるのだけど。 今年こそは自分のスケジュールを管理しよう、と買い直した手帳も、結局は使ってないな。 言葉が跳ね返る。

passive

能動的か受動的か、と言われると、振れ幅がかなり大きいものの、受動的寄りな気がしているこの頃。能動を諦めかけているというか。なるようにしかならない、ということを刷り込まれすぎているような気もするけど。 でもなんだか、他者に寄りかからなければ、…

東京都

東の京都へ。 自宅は荒川越えるけどね… ああもうなんだか、落差が、凄いわ。 なんで帰ってきちゃったかなぁ…

無間

むけん。 自分の為に存在している他者など存在しないこと。 自分のしたいことが他者の望むこととは擦り合わないこと。 自分のしたいこと、がそもそも強固ではないこと。 手に入れたいものは、半分も手に入らないこと。 時間は待ってはくれないこと。 明日や…

不如意

ふにょい。 考えないように、考えを反芻しないように、感覚を開いて、足裏や肌で感じることを大切に、と思っての滞在なのだが、文字があれば読んでしまうし、読めば意味を考えるし、それにつながる何かに思考が飛んだり、まつわる過去を掘り起こしたりしてし…

intoxicate

detoxの対義でいいんだろうか。 天然には存在しない薬物を定期的に摂ってなんとなく自分を持ち上げている。ちゃんと処方箋薬だし、保険適用のあるやつね。 カフェイン、アルコールにも、効果は期待してないにせよ、影響は受けている。ニコチンの力は借りない…

固有名詞

京都で過ごしている。 日常を離れて、Twitterを離れて、名も知らぬ土地を、この足で歩こう、と思って来たのだが。 ほとんど実現できていないので、もういいやこの際、と思って、書くことにした。 ラスコー洞窟よりも更に1万6000年ほど古い、人類最古の壁画、…

ここで

此処ではない何処か、はどんなところに身を置いていてもあるわけで。 同時存在的になれない以上は、本当に阿呆みたいだけど、いま、ここ、にしか居られないんだよなぁ。 身体性を喪失したい、とか言っているのもまた、そんな制約から逃れたいという表れ。

自分に優しく

これ、永遠のテーマかもな。 足りないものを指折り数えたところでどうにもならない。 わたしは、わたし自身として、存在している、というだけで充分に満ち足りているのだ。 他に何を望むだろう。

rzm10

SpiralでRhizomatiks 10を観た。 トライアンドエラー集が一番面白かったなぁ。 そのあとはDOMMUNEのスタジオ観覧でRhizomatiksの方々のお話を聴いて。 まだ、番組自体は続いているうちに抜けてきた。 "人生とは、できることに集中することであり、できないこ…

まなざし

傍観、とか、鑑賞、とか、よく見ることに注力?している感がある。読むのはもちろん圧倒的に多いのだが。 ディスプレイ越しではない、アクリルフレーム越しではない、ものを見つめに。 はー。

途方

「途方に暮れてるのはいつまで?」 斯様に人の世は生きにくい。 自分を守れるのは結局のところ、自分だけなんだなぁ、という。 味方おらんやん。

solid/abstract

そこらを漂う思念みたいなものを捕まえて言語化するのは、とても難しい。 お前の中にあるものだろう、と言われればそうなんだけど。 これに関してはもういいや。 氷山の一角のように、見えていない部分の方が遥かに大きいなんで話はもう前々世紀くらいの話だ…

傍観

自分の選んでいることが、主体的ではなく、傍観に見えることについて。 優先順位のつけ方もままならない僕にあっては、これまでも、そして今も、選択の傍観であったように思えてしまうのだ。 何かをしたい、は、ごく短期的な衝動でしかなくて、後先に繋げる…

選びなおす

折々に考えること。 常に、どの瞬間も、選択を続けている結果を引き受けながら生きているのだと。 何もしないのならば、それもまた一つの選択である、と。 重要なことを直感頼りに決めてしまうのも、別に悪くないんじゃない。 結果を引き受けるのが、自分な…

独立性

求められてるなぁ。 自立しながら共存するのって極めて困難だな…今の僕にはな。

双曲線

さて、寝ようか、という時になって、眠りから遠ざかる言葉を貰った。ふうむ。 明け方に眠りに落ち、夏日を迎えた霞む空の下、Gallery AaMoの杮落とし、Rhizomatiks Research × ELEVENPLAYのDance Installation "phosphere"に。 舞台を三方から囲む座席配置の…

ゆらぐ

制震と免震の話をしてもいいけれど、よく知らないのでね。地震はこわいね。 さて。 お題だけだしておいて、何を書こうかは定めていないのだけれど、とりあえず自分のことを書く。いつものように。 適切なゆらぎ、というものが、人間には必要なのだと思う。社…

isoform

女性と男性。ヒトは、基本的にはいずれかの性を先天的に与えられる。 女性性、男性性は発育と経験を通じて身につくものだろう。成長と性徴。それに付随する社会的なジェンダー観。 つくづく、いずれの性でもない存在でありたいと思っているのが、このところ…

沙漠はdessertのあとで

伊東豊雄建築の中で。 POLA MUSEUM ANNEXでは、ポーラ財団が助成した新鋭作家たちの展示。 奇しくも、洞窟壁画においては、描くことと書くことの区別はなかった、という序文が揃った作品が並んだ。 なぜ彼らは、それを留めておこうと絵具を手にしたのだろう…

折り合う

対人関係で、どうしても避けられない感じのひとつ。 僕は常に、相手の意向を汲むスタンスでいたつもりだった。少なくとも、社外の相手はプロだ。 ひるがえって、社内。生産性、利益率、効率、すべては絡み合っているのは、実によく分かる。何をどう改善すべ…

だれも知りたくない

写真、真実を写すらしい。 でも、フィルターやコントラストをいじった方が、より好まれる。 だれも、真実そのままを望んではいないのではないだろうか、という問い。 「この悲惨な現実を直視しなければならない」という主張もまた、人が常に向き合えるもので…

実在性のなさ

匿名的であること、実態のつかめないものであることの魅力。 バンクシーが魅力的なのは正体が謎だから、というのもあるだろう。 人であれ何であれ、表層や内実を事細かに明らかにすると、そこには批評が生まれてしまうから。 もちろん、美しいものはある。 …

分からない

分からない/分かる、に善し悪しはあるのだろうか。 分かり合えない、とかだととてもネガティヴな響きだけど、他人の考えなんて特に、分かるわけはない、という前提に立っておくのが僕のスタンスなのだが。 しかし、これもまた、あまり分かってもらえる考え方…

追憶の恵比寿

昨日は、WAITINGROOMというギャラリーにも足を運んだのだった。 恵比寿から渋谷方面へ、山手線の外側を行く道の、五叉路の。 恵比寿には、いろんなものが詰まっている。 ボウモアやグレンリヴェット、グレンフィデックといったウイスキーの味を覚えたのも、…

地下茎

これは、たぶんどこかで読んだ話からの孫引き、みたいなことになるのだろう。 蓮は、あの美しい花を咲かせているその下の、泥濘の中に絡み合った、人目に触れることもない地下茎のほんのひとときの発露なんだよ、って。 ここ数年、作品に心奪われ続けているR…

依存症

うーん、これは結構根深い話で、個人的に。 薬物ではなくて、対人的な依存ね。 自立、自律の力を失うと、人に寄りかかりたくなる。そして、寄りかかる。 片利共生みたいなものだから、相手にとっては負担でしかない。これが相利共生だったら、それはそれで共…

layer

アルフォンス・ミュシャの作品を眺めに、新国立美術館。 金曜だけ20時まで延長してるから、少しは空いているだろうと、18時あたりから。 リトグラフの印象を強く持っていたのだけれど、テンペラ画を手がけてもいたのだ。 ルネッサンス期の力強い肉体描写にも…

平べったい黒い鳥が頭の中でバタバタやってて、3つ以上はうまく数えられないんだ。 そんなことを鼠が手紙の中で書いていたように思う。星を負う羊の写真を「僕」に託す手紙。 そんな明確な形をとった抽象的なものが思考を遮る、なんてことはないのだけれど、…

トバカタストロフ

考えているようで、考えていない。 そうだね。考えなくてもいいことばかりを考え、考えなければならないことを考えない。 せかいをさがしにゆきたいな。

実験的に生きる

再現性が取れないから、実験とはいえないのだろうけど、生き方を選びなおすっていうことは試行と錯誤の繰り返しなのだろう。 当たり前すぎて何言っているの、という感じもするけど。 大きな何かに向かって生きる、というような野望もないから、人に語るよう…

せかいをさがしに

IZU PHOTO MUSEUM クレマチスの丘、初めて訪れた。 国道246号をほとんど走破。 原題はFIELDWORKのようだけれど、せかいをさがしに、という邦題に惹かれた面は大きい。 あとは、キービジュアルが、おそらくは奈良市内なのであろう、舗装道路上に佇む若い鹿、…

特に感慨はない

なんで書くんだよ、というタイトル。 同じ時間軸の中には、様々な想いがのっかっていて、相互作用したりしなかったり。 このあたりの時間帯だと、眠りの中、という人も多いだろう、日本の時間帯においては。 善いものにするための試みが、全然そうには映らな…

また四月が来たよ

花冷え。 なにがなにやらまとまらない、ということだけ書いておくだけでも、意味はあるだろう。

虚構

虚構、幻想、っていうのは、僕の言いたい意味で好きなように定義してしまうけれど、時間的に有限だ。 映画だったり、マンガだったり、没入の深さの程度はあれ、いつかは終わってしまうし、いつでも終えられる。そうじゃないだろうか。 ある程度好きな虚構を…